WordPressで記事を書いていると、途中で記事の文字を編集したいときがたびたびある。
それは一部の文字だけだったり、特定の文字をすべてある文字に変えたいときなど、さまざさだ。
一部の文字を編集するだけなら、ただ単に記事を編集すればいい。
だが、「特定の文字をすべて変えたい」となると、記事が100、1000を超えている方には土台無理な話だろう。
そんな方はぜひ、文字を一括変換できるWordPressのプラグイン、「Search Regex」を使ってみて欲しい。
Search Regexの概要
Search RegexはJohn Godley氏が作成したWordPressのプラグインだ。
最終更新が2年前と、最近は更新されていないが、それでも十分に使える。
自分もSearch Regexを追加しているが、今のところ不具合は一度も出たことがない。
WordPressの「プラグイン」「新規追加」でインストールできる。
Search Regex は、Search Regex は、検索のための完全な正規表現をサポートし、WordPress に強力な標準検索機能と置き換え機能を追加します。これらは、標準の検索機能を超えて、あなたのサイトに保存されているほぼすべてのデータを検索置換することができます。単純な検索に加えて、PHP の正規表現をフルパワーで自由に使うことができます。
このプラグインは、Web サイトの移行とアップグレードを支援することを原動力に作られました。それらの作業をしたことがあれば、すべてのデータの URL パスを変更し保存し直す面倒さを知っているでしょう。このプラグインを使用すると、この作業を軽減し、検索置換のパターンを作成し、ジョブを数秒で終了することができます。
なぜこのプラグインを必要としますか ? 主な理由は、ディレクトリを再配置するのを助けることでした。手動ですべての投稿を確認し画像ディレクトリ名を変更するのは、本当に大変です。このプラグインで単純な検索で置き換えを行い、ジョブが数秒で終了しました。
Search Regexを使い方
WordPressの左バーの「ツール」「Search Regex」で一括変換ができる。
英語で書かれているので、最初はためらうかもしれないだろうが、なれればSearch Regexを簡単に使えるようになる。
重要なのは、
- Search pattern
- Replace pattern
- Search
- Replace
- Replace&Save
の五つだ。
例えば、ブログ内すべての「リンゴ」を「イチゴ」に一括変換してほしいとする。
Search patternは一括変換する前の文字なので「リンゴ」を入力。
Replace patternは一括変換してほしい文字なので、「イチゴ」を入力。
Searchは一括変換する前の文字を、文章で表示してくれる。
そのため、「リンゴ」と書いてある記事を一覧で表示してくれる。
Replaceは一括変換できる文章を表示してくれる。
これはまだ一括変換されてなく、あくまでも「一括変換したらどうなるか」を表示してくれるだけだ。
Search Regexが「「リンゴが好きです」が「イチゴが好きです」っていう文章になるけど、本当にこれであってるの?」と教えてくれるものだ。
Replace&Saveは、一括変換してくれる。
ここでは、どうなるのかを表示されずに、一括変換がされる。
戻すこともできないので、Replaceで確認するか、バックアップを取るのが望ましい。
Search Regexの感想
このブログでは記事がまだ少ないので、一括変換をする必要がないが、他のWordPressのブログで「Search Regex」を使ったことがある。
記事が300を超えているブログでSearch Regexを使った結果、自分で編集する手間が省けた。
このプラグインがなかったら、自分は今でもそのブログで文字を変換していただろう。
そうなれば、記事を追加する時間も編集する時間も、文字の変換に奪われていたはずだ。
そう考えると、やはり、記事が100を超えている人には、向いているプラグインだ。