クトゥルフ神話のRPG「SAVE」⑤クトゥルフのぬいぐるみで癒される

SAVE (93)

前回は、神話生物のショゴスが仲間になったところで終わった。

ということで、ふるびたぎょそんの近くにある桟橋からスタート。

特に何もないので、一本道を歩き、ふるびたぎょそんへ。

ふるびたぎょそん

なんだかジメジメしていそうな村に到着。

家に入って挨拶しに行くと、明らかに人ではないものと出会った。

このセリフを見る限り、この村はよそものに対してよく思っていないことがわかる。というか、思いっきりセリフ内にも(じろじろ)と書いてある。

そして、他の者にも(じろじろ)と見られる。

ただ、この者たちは人間ではないだろうに、普通に話しかけているのが可笑しいような気もする。

先ほどの船に乗っていた人たちは、ここの人?たちが人間ではないことを知っているのだろうか?

ある家には、かわいいぬいぐるみがある。

1周目のときはあたりめ氏を知らなかったので、かわいさを感じられなかったが、よく見るとクトゥルフだということに今気づいた。

そう、手を口に当てて右目が大きくて上の毛がはねているあの子だ。

こんなみやげ物をどこで買ってきたのかが気になる。

ここが普通の漁村なら購入させていただきたいが、残念ながらショップにも売っていなかった。

諦めて、武道家に布施し、

黒服の男に話しかけ、

(だから、なぜ知っているんだ)

文鳥にも、挨拶。

2回目に話しかけると、「かわいいぶんちょをもふるです??」と聞いてくる。ぜひとも。

そして、近くの礼拝堂みたいなところに行ったのだが、ご覧のようにクトゥルフ人形がたくさんあった。

全部で6つ。

村を見て分かったのだが、この村には合計で4戸ある。そのうちの全ての家にクトゥルフ人形が必ず1つあった。

4戸あわせて4つ、そしてここは6つ。

1周目のときはクトゥルフ神話をよく知らなかったので「ぬいぐるみ多すぎ」としか思っていなかったが、これにはちゃんと意味があったのだ。

しかし、ここだとネタバレになってしまうので最後に説明する。(無論、クトゥルフ神話を知っている方からすれば今更な情報だと思われそうだが)

主人公がお疲れなようなので、宿屋で休み、ご飯を食べる。

夕食を出してくるときでも、じろじろ見てくるフロントさん。

心の中で「しめしめ」と思っていることだろう。

主人公とビヤーキーとショゴスで、ご飯タイム。

カットされてしまったが、3人がお魚を食べるところを見てみたかった。

とか何とか言っていたら、突然めまいがしてシーンが変わる。(あいつ絶対なんか盛っただろ)

かいそうのまち

すごい幸せそうな光景だ。

過去の話なので、まだフードもかぶっていない。

この家で前回歩く妖蛆が化けていた主人公の娘に会うことができる。

家を出て、遊ぶため花畑へ。

ここは村だと思っていたが、どうやら町だった。

ストーリーとまったく関係ないが、かいそうのまちの男に話しかけると以下のセリフが出る。

1周目のときは男性を主人公にしてプレイしていたが、確かこのようなセリフはなかったはずだ。

やはり、SAVEはところどころで男女別のセリフが変わってくるのだろう。

そして、気づいたのだが、ここではセーブができない。

花畑では、二人のほほえましい光景を見ることができる。

だが、後のことを考えると……。

突然、誰かが家に入ってくる。

それは黒フードの男性2人だった。

問答無用でパートナーを攻撃する男性。

※ドット絵だがグロ注意

主人公も攻撃されたのだが、なんとか生還。

おそらく、おじいさんの家へ。

彼を治療してくれと頼むが、手遅れと告げられる。

ここで、主人公が目覚めた。

しんでん

ビヤーキーとショゴスが必死に起こしてくれる。かわいい、というのは何度目だろうか。

外にいるやつらの話を聞くと、なんと毒を飲ませたと言ってやがった。

「人間があれを飲んだらひとたまりもないさ。」と言うのだが、こんなセリフもあっただろうか?露天でなにも買ってないからこれを言っているのかもしれない。

というか、生身の人間に毒を盛るな。

そして、怪物も気絶していたと発言する。

「適当に飼い慣らして使ってやろう。」と言うのが腹立たしい。

2人は「ふしぎなおまもり」をつけているから、他人からするとただの文鳥に見えるはずだ。しかし、どうやらこいつらには2人の姿をハッキリ見えているらしい。

やはり、ふつうの人間ではなかったようだ。

というよりも、クトゥルフ神話的にこいつらは深き者供だろう。

ステータスを確認すると、主人公のHPが1しかない。

本当に死にかけの状態だ。

主人公を死にかけまでできる毒に対して、ビヤーキーとショゴスはただ気絶していただけとは、やはりどれだけ可愛くても神話生物は神話生物だった。

だが、主人公を瀕死にしているのは事実。

あいつら絶対許さないと思いつつ、先に進む。

こわれたやかたのときと同じように、壁に穴を開けて脱出。

BGMが明らかに何かを称えるようなもので、ちょっと不気味。途中から、人の声で「あ~い、あ~い、あ~あ~い。あ~、あ~い。」という音が流れる。

部屋を探索していると、潮くさい茶葉と干したお魚を見つけることができる。

これは、コメントでしか語られないのでアイテムとして持っていくことはできない。

干したお魚が茶菓子とは、いったい誰に振舞っていたのか。

というよりも、前にいったちかのあじとにも茶菓子があったはずだ。

これは客人に振舞うものではなく、儀式に使うものとか神に捧げるものなのだろうか?

そして、ここにもクトゥルフ人形が2つ。

どれだけファンなのだ。

別の部屋では会議室の部屋について書かれたメモがあった。

どうやら誰かが談話室の鍵を隠すといういたずらをしたらしい。

おそらく、ここにいる魚人が行ったのだろう。

なぜいたずらをしたのかは分からないが、あいつらもいたずらをするのかと想像したらちょっと可愛さを感じた。

いたずらとひらがなで書かれているのも可愛さを上げている。これがギャップ萌えというやつか。

ちなみに、左の光っているベッドでは寝て体力を回復することができる。ここから脱出できない限りはおじいさんのクリームシチューを頼ることができないので、ここのベッドを使うといい。

だが、ベッドからは腐った魚のにおいがし、主人公の意見も「……このベッドでならぎりぎり休めそうだ。」という微妙なものなので、彼らの心境を考えるなら早めに脱出してあげたほうがいい。

いろいろ探索して、ついに神殿の奥へ。扉を開けたときの音がキイキイ鳴る。

今気づいたが、ここにもクトゥルフの置物があった。

全貌を見ることができないが、形からしてクトゥルフだ。if.cをプレイした今なら理解できる。

主人公は勝手に前に進み、何かいないかとキョロキョロ。

していたら、2匹の神話生物が登場。

ダゴンとハイドラだ。

そのまま戦闘。

が、敗北。

鍛えます。

モブと戦っていたが、強い深きものどもが意外と可愛かった。

目はグルグルで、ネコみたいな口を開けているのがチャームポイントだ。

黒い模様のおかげでひれがローブを羽織っているようにも見える。

それと同エリアにいるふつうの「深きものども」にはオスとメスがそれぞれいるのだが、強い深きものどもには性別が表記されていない。

これは深きものどもがランクアップしたら強い深きものどもになる、ということなのだろうか。

意外とレベル上げが長くなったのでカット。
ちなみに、レベル上げはYouTubeでクトゥルフ神話TRPGを見ながらしていた。

またボスに挑んだが、ここの敵を倒しすぎて「水晶の欠片」をカンストしていた。

これを売ってお金にしよう。

撃破して、2つの貴重なアイテムっぽいものをゲット。

★きんぴか王冠と★きんぴかティアラだ。これは売れるのだが、なんとなく手元に残しておく。

ついでにクトゥルフの像も確認。

手は口に当てておらず右目も少し閉じているようだが、跳ねた毛や耳の触手を見る限り、これはクトゥルフであろう。

先ほどの「ぬいぐるみが多い理由について」の点を説明すると、この村はクトゥルフ、あるいはダゴンとハイドラを称える信者たちの村だということだ。

ダゴンとハイドラはクトゥルフに遣える神であり、更には深きものどもを統べているとされている。

ダゴンと共に父なるダゴンと母なるヒュドラと称される存在で、その呼び名の通りダゴンの妻とされる。旧支配者であるクトゥルフに仕える神で、眷属である深きものどもを率いている。

外見は伴侶たるダゴンと酷似し、身長6メートル以上、よどんだ両目は突出し、分厚くたるんだ唇と水かきのついた手足を持つ2足歩行をする魚人と言われる。深きものどもの姿と酷似しており、ダゴンやハイドラを小型化し、人間大にしたものが、深きものどもだと言える。

これはハイドラの説明だが、先のSAVEに合った姿もこの説明と似ているため、クトゥルフとダゴン、ハイドラが関わっているのはまず間違いないだろう。

村にいたやつらもクトゥルフを信仰していたので、クトゥルフ人形がたくさんあったというわけだ。

などと説明したが、自分はクトゥルフ神話を最近知ったばかりなので合っているか自信がない。

単なる感想だが、信仰する神様をぬいぐるみで作ると言うのはアリなのだろうか。それとも、違う生物の毛を使って作られたのかもしれない。

いろいろあったが、脱出して先に進む。

思い出したが、宿屋に泊まったときの料金は後払いでと言われていた。だが、フロントさんに話しかけても「…………。(じろじろ)」と出るばかりで、特に料金に対して何も言われなかった。

心の中では「なぜ生きている!」とか思っていたりするのだろうか。

というか、こいつらは自分の親であろうダゴンやハイドラが倒されて何も思っていないのだろうか。もしかしたら、神様だから生き返ることなど造作もないことなのかもしれない。

本当に金を払わせる気はあったのかはさておき、この村に長く居たくないので先にすすむ。

おそろしいもり

次の町に行くために「おそろしいもり」を進むが、特になにもないのでカット。

長くなってきたので、今回はここまで。

次は「にぎやかなまち」からスタートします。

クトゥルフ神話のRPG「SAVE」⑥にぎやかなまち(賑やかではない)